はじめに:副業とAIの関係性とは?
まずはっきり言います。
副業初心者の多くが、AIを「魔法の杖」みたいに思い込んでいます。
でも、実際は“ただ使うだけ”では全然稼げません。
むしろ、AIの力を過信して失敗してしまう人が後を絶たないんです。
あなたも、こんなふうに思ったことありませんか?
「AIがあるなら、もう全部やってくれるでしょ」「ChatGPTに丸投げすれば稼げるんじゃないの?」
――残念ながら、それ、完全に間違いです。
でも安心してください。
この記事では、そうした“AIへの誤解”を解きながら、「どう使えば、ちゃんと成果につながるのか?」を具体的にお伝えしていきます。
特に今回は、AIと“分業”することで副業の成果を最大化する方法にフォーカスしました。
「時間もスキルもないけど、副業で稼ぎたい」――そんなあなたにこそ読んでほしい内容です。
AIに全任せする副業初心者が多すぎる理由
副業初心者が陥りがちな、大きな落とし穴。
それが「AIに全任せすれば楽に稼げる」という幻想です。
結論から言うと、AIとの分業ができない人は、今の時代でも稼げません。
これは実際に、僕がディレクターとしてライターさんの原稿をチェックしている中で、ひしひしと感じている現実です。
「これ、全部AIにやらせたでしょ?」と、読んだ瞬間に分かる記事が、想像以上に多いんです。
実際にあったAI丸投げの例
例えば、「初心者におすすめのギター10選」という記事のライティング依頼があったとします。
ここでAIを使いこなせてないライターは、ChatGPTにただこう打ち込みます。
「初心者におすすめのギター10個教えて」
そして出てきたリストをそのままコピペ。さらに、
「この情報を元に5000文字の記事にして」
とChatGPTに指示し、出てきた文章をほぼそのまま納品。
…これ、実はものすごくよくあるケースなんです。
ぱっと見は「記事っぽい」んですが、読んでみると内容が浅い。
情報の背景がわからないし、選ばれているギターに“本当に初心者が選ぶリアルさ”がない。
なにより、その人の視点や体験が一切ない。だから、まったく響かない。
正直に言います。
これでは読者の心にズドンと響く文章にはなりません。
AI全任せでは「あなた」の価値が消えてしまう
AIは確かに便利です。
ChatGPTやClaude、画像生成ならStable Diffusionなど、ツールはどんどん進化しています。
でも、現状のAIは「判断」や「体験の深掘り」がまだ苦手です。
たとえば、
- 「なぜこのギターが初心者に向いているのか?」
- 「実際に使ってみた人の声はどうなのか?」
- 「そもそも、この記事を読んでいる読者はどんな悩みを抱えているのか?」
こういった“人間の感覚”を読み取ることは、AIにはまだできません。
だからAIに丸投げしてしまうと、「あなたじゃなくてもできる仕事」になってしまうんです。
つまり、ディレクター側からすれば、
「え、それなら僕がAIに指示すればよくない?」
となってしまう。
これ、めちゃくちゃ残酷な話ですが、現実です。
「分業」という考え方が副業成功のカギ
だからこそ大切なのが、「AIとの分業」という視点です。
- リサーチだけAIに任せる
- たたき台だけAIに作ってもらう
- 文章の構成はAIに相談するが、肉付けは自分でやる
こんなふうに、AIを“相棒”として使うことで、自分にしかできない仕事に集中できます。
AIに使われるのではなく、AIを使いこなす側になること。
それが、これからの副業で稼げるかどうかの分かれ道です。
「AIを使えば稼げる」は幻想。でも「正しく使えば稼げる」は真実
世間では「AIを使わないと遅れてる」といった雰囲気があります。
確かに、AIを活用できる人とそうでない人とでは、生産性に大きな差が出る時代になっています。
でも、「AIに頼れば稼げる」という考えは、ただの幻想です。
むしろ、そんな幻想に飛びついて失敗している人が、あなたの周りにもいるはずです。
逆に、「AIをどう使えば自分の価値が引き立つか」を考えられる人は、確実に伸びていきます。
これは断言できます。
まずは、「どこをAIに任せるか?」を決めよう
完璧じゃなくてOKです。まずは1つ、AIに任せる作業を決めてみてください。
たとえば、
- 「記事タイトルを考えてもらう」
- 「事実情報だけリサーチしてもらう」
- 「構成案だけ出してもらう」
など、小さな一歩から始めてみましょう。
そのうえで、自分がやるべき“価値のある作業”に注力すれば、あなたの副業スキルは着実にレベルアップしていきます。
この一例が、「検索キーワードの発想をAIに任せる」という方法です
たとえばChatGPTに、こう聞いてみるんです。
「“初心者 おすすめ ギター”で検索すると、似たような情報ばかり出てくる。他の切り口で検索できるキーワードはない?」
この問いかけだけで、AIはガラッと違う角度のキーワードを提案してくれます。
たとえば、
- 「ギター 初心者 買って後悔」
- 「ギター 初心者 女子 高校生 人気」
- 「ギター 初心者 練習しやすい 音質」
など、ターゲットやシチュエーションを絞ったキーワードが出てきて、まさに“競合と違う視点”が手に入ります。
競合と差がつくリサーチは、こうして生まれる
キーワードが変われば、検索結果も変わります。
Googleだけじゃなく、YouTubeやX(旧Twitter)、Instagramなど、情報の“源泉”を増やすと、さらに他とは違う視点が見えてきます。
たとえばYouTubeで「初心者 ギター 音質 比較」と検索すれば、実際に弾いてレビューしている動画が見つかる。
Xで「#ギター初心者」と調べれば、リアルな悩みや口コミが拾える。
Instagramなら写真やリールから“ビジュアル重視”の情報も得られます。
ここで大事なのが、「こうしたリサーチの起点となる“切り口”をAIに考えてもらう」ということ。
これなら、調べる時間を短縮しつつ、他と違う情報を得られます。
「分業」が生む、“あなたにしか書けない記事”
最終的に重要なのは、「その情報をどうまとめて、どう語るか」です。
これは、人間である“あなた”にしかできません。
たとえば、AIに「初心者が失敗しないギター選びのコツ」を聞けば、教科書的な内容が返ってきます。
でも、そこに「僕も最初に買ったギターはサイズが合わなくて、指が届かずに挫折しかけました」みたいなエピソードを加えるだけで、説得力もリアリティも桁違いにアップします。
この“自分にしか語れない体験”と“AIの情報”をうまく組み合わせていくのが、「分業」という考え方です。
今日からできる!AI分業の3ステッ
「分業って難しそう…」と感じたあなた、安心してください。
実は今日からできる超シンプルな3ステップがあります。
- AIに「どんな切り口でリサーチすれば差別化できるか?」を聞く
- 出てきたキーワードで、SNSや動画サイトを横断的に調査
- 自分の体験や視点を組み合わせて、文章に落とし込む
これだけで、リサーチの質がぐんと上がり、記事の完成度も明らかに変わります。
ライティングにおけるAI活用の実例
ここまでで、AIと「分業」することの重要性はじわじわと伝わっていると思います。
でも、リサーチだけじゃないんです。
ライティングそのものでも、AIとの分業は超・有効なんです。
実は僕自身も、毎回のようにこの方法で効率とクオリティを両立しています。
「なるほど!こう使えばよかったのか!」と目からウロコだったこの手法、ぜひあなたにもシェアさせてください。
書き終えてからが、AIの出番!
ライティングをしていて、こんな経験ありませんか?
- 一通り書いたけど、なんか伝わりにくい気がする
- 誤字脱字があるか不安
- 文章に自信が持てないけど、どこが悪いのか分からない
これ、まさに僕が昔よく感じていたことです。
でも、AIが相棒になってくれてからは、この不安がほぼゼロになりました。
やり方は超シンプルです。
実践ステップ:AIによる“仕上げの添削”
まず、記事は自分で書きあげます。
ここは人間の感性と経験を活かす部分なので、AIに全任せしないほうがいいですね。
ただし、使いこなせるようになってきたら、原案を考えてもらうとかはありです!
そして書き終えたら、ChatGPTなどのAIにこんなふうに入力します↓
「これこれこういうテーマで書いた記事です。以下にその本文を貼り付けます。この文章の中で、誤字や表現の不自然なところ、読者にとってわかりにくい点があれば指摘してください。そして、より伝わりやすくする提案があれば教えてください。」
すると、AIは文章を丁寧に読み込み、こんなふうに返してきます:
- 「ここの語尾が少し曖昧です。“〜だと思います”よりも、“〜です”の方が断言的で説得力があります」
- 「“初心者におすすめのギター”という表現が繰り返されているので、類語に言い換えると読みやすくなります」
- 「この一文が少し長いため、途中で区切ると理解しやすくなります」
まさに、優秀な“編集者AI”の誕生です。
僕がこの方法に初めて感動したのは、「え、そんな細かいとこまで見てくれるの?」という発見でした。
しかも、ただ指摘するだけじゃなく、「どう直せばいいか」まで提案してくれるんですよ。
だから、文章の修正が爆速になります。
そして、そのままディレクターに提出して、「これはクオリティ高いですね」と太鼓判をもらえる確率が一気に上がる。
これ、実際に僕がやってきたことですし、今でも使い続けてるやり方です。
全任せでは“無駄な効率化”になる
「AIに最初っから書いてもらえば、ラクでいいじゃん」と思うかもしれません。
でも、最初からAIに全部任せると失敗します。
AIは“良いベース”がないと、良い添削ができません。
つまり、あなた自身の文章がある程度しっかりしていないと、AIも正しく判断できない。
逆に言えば、あなたが土台を作り、AIが仕上げをする。
この分業体制こそが、最も効率的で品質の高い書き方なんです。
AIの力で効率化したはずが、提出してボツになったら本末転倒です。
「効率よく、かつ確実に通る文章をつくる」ために、分業という視点が欠かせないのです。
今日からできる、AI分業ライティング
「難しそう…」と思ったあなた、大丈夫です。
まずは1回、自分の書いた文章をAIに渡して、添削を依頼してみてください。
気をつけたいのは、“修正提案をそのままコピペしないこと”。
AIの提案を読んだうえで、「なるほど、それならこう言い換えよう」と、自分なりに納得した形にしていく。
この過程が、あなたのライティング力そのものを底上げしてくれます。
ちなみに僕は、AIを「パーソナルトレーナー」としても、ゴリゴリ使っています。
自分専用の“AIトレーナー”を作った話
ChatGPTには、「GPTs」というカスタムAI機能があります。
ざっくり言うと、「自分のためだけのAIを作れる機能」です。
自分で指示やデータを入れておけば、それに応じた受け答えをしてくれる“専用AI”になるんです。
で、僕はある日ふと思ったんです。
「毎日の食事とかトレーニングって、わざわざ調べたり、誰かに聞いたりするの面倒だな…」と。
そこで、自分専用のパーソナルトレーナーGPTを作りました。
作り方は簡単です。最初に以下の情報をAIに渡すだけ。
- 身長・体重・BMI
- 目指している体型・体重
- 日々の食事内容(朝・昼・晩)
- トレーニングの頻度・内容
- 現状の悩み(食べ過ぎ、間食、時間がない等)
そして最後に、「あなたは私の専属トレーナーとして、上記の情報をもとに毎回アドバイスをください」と設定します。
たったこれだけで、“いつでも話しかけられるAIトレーナー”が誕生するんです。
「バナナを食べるかどうか」をAIに相談してみた
ある日のこと。
昼ごはんを食べたあと、少し小腹が空きました。
「うーん、バナナ食べようかな…」と迷いました。
そんな時に、パーソナルトレーナーGPTにこう聞いてみたんです。
「今日は朝と夜にこれを食べて、お昼はこれを食べた。間食でプロテインは1回しか取れていない。バナナを食べてもいい?」
すると、AIはこう返してきました。
「プロテインが1回足りていない状態なので、エネルギー補給としてバナナは有効です。特に今日は運動していないとのことなので、明日のトレーニングに備えて栄養を補っておくのは良い判断です。」
これ、めちゃくちゃありがたいんですよ。
「自分で調べる時間ゼロ」「聞けばすぐ答えてくれる」「自分の状態に合ったアドバイスが返ってくる」
――これ、もう普通に“トレーナー”じゃないですか?
分業とは、「得意なことを任せる」こと
この例で伝えたいのは、「AIに全部任せろ」って話じゃありません。
むしろ、「AIに、AIの得意なことだけ任せる」という分業の考え方が、ここにも活きているということです。
- 体調管理のデータ処理→AIに任せる
- 意思決定の最終判断→自分でやる
こういう役割分担がうまくできると、自分の時間も思考力もかなり節約できるんですよね。
そしてその分、ライティングや他の副業作業にエネルギーを回せる。
GPTsは「あなた専用のAI社員」になる
このパーソナルトレーナーGPTはあくまで一例ですが、応用すればいろんな“分業パートナー”を作れます。
- アイデア出し専用のブレストGPT
- 競合分析用のマーケターGPT
- シナリオチェック担当の編集者GPT
- クライアント対応テンプレートGPT
など、自分だけのAIチームを組むことができるんです。
まさに“AI社員”のような存在です。
一人で副業やっていると、「全部自分でやらなきゃ」と思いがち。
でも、こうやってAIと分業すれば、実質チームで動いてるのと同じなんですよ。
まとめ:AIに“任せる力”を手に入れよう
副業を成功させるために必要なのは、「全部自分でやること」ではありません。
むしろこれからの時代、“誰か(何か)に任せる力”こそが、最強のスキルになります。
AIを使えば、それが実現できる。
それも、お金も人脈もいらない。今すぐ、無料で、あなた専用の社畜(笑)が作れるんです。
「もう1人自分が欲しい」と思ったことがあるなら――AIを使って、その夢、叶えましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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